01|制作のきっかけ

幼い頃から家族でお笑い番組を見る機会が多く、高校生の頃には番組観覧にも足を運んでいました。短大時代には学園祭の実行委員としてパンフレット制作を担当し、お笑いイベントの紹介ページを制作した経験があります。

今回「お笑いイベントの広告」をテーマに選んだのも、こうした経験がきっかけです。

02|架空の芸人をつくる

イベント広告に登場する5組の架空芸人は、画像を生成する前に、コンビ構成・芸風・人物の性格や外見などを設定しました。
それぞれの設定をもとに、衣装・表情・体格・ポーズなどを検討し、生成AIを活用して人物ビジュアルを制作しています。

ポートフォリオへの掲載を前提としていたため、実在する芸人の写真ではなく、出演者そのものを5組の架空芸人として設定しました。

広告の中でそれぞれを見分けられるよう、コンビ構成・芸風・性格・メンバー同士の関係性まで考え、そこから外見・衣装・表情・体格・ポーズへと落とし込みました。設定をもとに生成AIで人物ビジュアルを制作しています。

03|生成前の人物設定

フルスイング

芸風・立ち位置
事務所主催イベントの看板芸人を想定した、若手〜中堅の人気漫才コンビ。漫才を中心に活動し、深夜ラジオのパーソナリティも務める設定です。

ビジュアル設計
イベントの中心となる親しみやすさと華やかさを意識し、緑・紺系のスーツを着用。明るい表情と掛け合いを感じるポーズで、王道の漫才コンビらしさを表現しました

アドリブライン

芸風・立ち位置
コントを中心に活動する演技派コンビ。演技力にも定評があり、ドラマへ出演することもあるという設定です。

ビジュアル設計
眼鏡をかけた親しみやすい男性と、細身で長髪の男性という対照的な組み合わせにしました。体格・髪型・表情に差をつけ、二人を並べたときにキャラクターの違いが伝わるよう設計しています。

モーション3

芸風・立ち位置
体育会系のアクロバティックな芸風で人気を集める男性3人組。陸上部出身・元フィギュアスケーター・現役ボディビルダーと、それぞれ異なるスポーツ経験を持つ設定です。

ビジュアル設計
色違いのおそろいのスポーツウェアでトリオとしての統一感を出しながら、体格・髪型・ポーズに違いをつけました。ボディビルダー役がほかの2人を担ぐ構図にすることで、身体能力を活かした芸風が一目で伝わるようにしています。

ロイヤル庶民

芸風・立ち位置
正統派漫才を得意とする実力派女性コンビ。鋭いツッコミ役と、名家育ちで庶民の暮らしに疎いお嬢様という、対照的な人物設定から掛け合いを考えました。

ビジュアル設計
ツッコミ役は、おかっぱ・切れ長の目に個性的な柄物の衣装を合わせ、設定した「服のセンス」にも特徴を持たせました。お嬢様役は淡いピンクの衣装や小物で華やかにし、性格や育った環境の違いが見た目からも伝わるようにしています。

鉄壁ガーディアン

芸風・立ち位置
見た目と性格のギャップを特徴とした男女コンビ。仲間思いで姉御肌の女性と、一見強面ながら紳士的で、相方を守るボディガードのような男性という設定です。

ビジュアル設計
女性は金髪・眼鏡・個性的な衣装で、明るさと力強さを表現。男性はスキンヘッドにサングラスを合わせ、体格差も活かして存在感を出しました。強そうな見た目だけでなく、二人の表情や距離感から親しみやすさも感じられる組み合わせを意識しています。

04|はじめての画像生成

この作品は、初めて生成AIを使って人物素材を制作した作品でもあります。当時は生成回数に制限があったため、一度の生成でイメージに近づけられるよう、事前に考えた人物設定をもとに生成内容を具体化してから制作しました。広告に必要な人物や世界観を事前に設計し、ビジュアルへ落とし込むための制作手段として活用するようになりました。

05|広告への展開

完成した人物素材は、ティザー告知・直前告知・本告知へ展開しました。出演者の公開範囲を段階的に変えながら、同じ人物設定を継続して使用することで、一連のイベント広告として統一感を持たせています。